冬も近づく頃に鎌倉市腰越の狭小地20坪に堂々と3階建て30坪が完成した。海が近く、屋上から江ノ島が一望できる好条件の土地に新婚夫婦の暖かい住まいがお二人の力で竣工することができた。
それは壁の珪藻土をお二人で仕上げたからだ。一週間朝から晩まで壁と向き合い苦労し、我が家の家づくりに参加できた喜びは人一倍だっただろう。
■建築費は1500万円から
12月吉日に向けてのマイホームづくりが始まったのは3月であった。
古都鎌倉に土地を購入。鎌倉では珍しく3階建てが建てられる場所でかつ、屋上から江ノ島の花火大会が見える。
何しろこのご時世に土地と家を購入するのだ。
1500万円で3階建ては建ちますか?ここからのスタートだ。
プラン要望は二転三転したが、1ヵ月後お二人と設計の意見がまとまった。
南側の日差しは期待できないので、北側道路の一定した明るさを確保することに専念。
3階にLDK17.5帖を持ってくる事で隣地の影響を受けないようにした。
北側に縦長スリット窓3連、勾配天井に屋上からの日差しを取り込むように設計、東側は駐車場になっているのでダイニングに朝日を!
そしてこんなに明るい空間が広がった。


縦長スリット窓3連は玄関の真上に位置し黒のガルバリューム鋼板とで来客者を迎えてくれた。
早速玄関を開けると土間が広いのにびっくり、サーフボードを置くためだ。

一気に3階まで上り詰めると白い壁に一際目を引くキッチンのミントグリーン。
色をお見せできないのが残念だが、このクロスは鮮やかで、清潔感さえ満ち溢れてくる。
待望の屋上は6帖程度だが、洗濯物もバーベキューも楽しめる。
江ノ島灯台の灯りに誘われ夕涼みのビールもまた格別だろう。
自分たちで壁を珪藻土で塗っても宜しいですか?
お二人には単に建築費を削減するためだけではないのだ。これから歩む軌跡を家づくりを通して残しておきたいのであろう。
お二人の家づくりのこだわりを見たように思えるのは私だけだろうか?
















